テナント運用ガイド
トークン使用量 — 何がカウントされるか
使用量チャートの「前処理」と「生成」バーが実際に何を意味するか、何がトークンを消費し何が消費しないか、そして時間経過やエージェント別の使用量の読み方について。
ダッシュボードでは、トークン使用量が2色で表示されます — 前処理(pre-processing) と 生成(generation) です。それぞれが何であるか、そして何がトークン消費になり何がならないかを説明します。
2種類のトークン
大規模言語モデル(LLM)は、読み込むテキストと書き出すテキストに対して、トークン単位(1トークンはおおよそ単語の¾に相当)で課金されます。agent4.io も使用量を同じ考え方で分けて表示します。
- 前処理(入力)。 モデルが回答するために渡されるすべての情報:
- ユーザーのメッセージ、
- 直近の会話履歴、
- エージェントのナレッジベースから取得された関連チャンク、
- そしてエージェント自身の指示 — ソウル(システムプロンプト)、タスク、そしてロードされたスキル。
- 生成(出力)。 モデルが生成するすべての情報:
- 顧客が読む返信、
- そしてエージェントがツールやスキルを使用する際に、それを起動するために書き出す構造化された呼び出し。
グラウンディングされたエージェントの場合、取得されたナレッジが質問のたびに追加されるため、通常は前処理バーの方が大きくなります。
トークンを消費しないもの
- ドキュメントの取得と保存。 ナレッジベースの構築と検索はクォータを消費しません — 実際にモデルが読み込むテキストのみが消費対象です。
- メッセージの配信。 ウェブウィジェット、Telegram、WhatsApp 経由での送受信にトークンコストはかかりません。
使用量の読み方
ダッシュボード概要では:
- 時間経過によるトークン使用量 — 1日(または1時間)ごとに1本のバーで、前処理と生成に分かれており、24時間 / 7日間 / 30日間の期間切り替えがあります。急増の発見に使えます。
- エージェント別トークン使用量 — 同様の内訳で、エージェントごとに1行、使用量が多い順に表示されます。どのエージェントが最も多く働いているかを確認できます。
これらすべては月間クォータに対してカウントされます。残量が少なくなった場合は クォータと使用量 を参照してください。
使用量を抑える
- 役割を絞ったエージェントは、何でもこなそうとするエージェントよりも少なく短いやり取りで回答します。
- 質問ごとに取得するチャンク数を減らすと入力トークンが減ります。デフォルト設定はすでに調整済みなので、回答に詳細が不足している場合にのみ増やしてください。